穏やかな気候の香川県にあり、目の前には瀬戸内海、三方を山に囲まれた街、宇多津。瀬戸大橋のたもとにあるこの街は、今も昔も人やものが行き交う拠点としてにぎわってきました。港には各地の産物が集まり、街を流れる大束川を通って山へと向かい、その流域では米作りが盛んに行われました。海から山から、様々な文化が流入し、融合と発展を繰り返してきたこの地域のルーツを知り、新しい魅力を生み出す取り組みが始まっています。
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written by you sakana. 香川県宇多津町は、瀬戸大橋の袂(たもと)に位置する香川県で一番小さな町です。古代から港町として発展し、現代でも「古街(こまち /
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前回の細川頼之と宇多津①では、足利義満の側近として活躍していた、細川頼之が宇多津に来た経緯についてご紹介しました。続いては、宇多津で過ごした様子を、今なお残る文献や文化財をもとに振り返
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朝廷が南北に分かれ、50年以上にわたる内乱が続いた室町南北朝時代。そんな南北朝の統一を果たした第3代将軍足利義満を支えたのが、筆頭補佐官(管領)だった細川頼之でした。